更新日時:2016.06.03
昨年、丹後エリアで繰り返しテストを行なってきた2016年の新製品 太軸トリプルフック 『トリニティSX』が、今月発売となりました。
商品名は3本の線を組み上げた『トリニティ』タイプに、スプルート型のゲイプ形状の「S」、エキストラヘビーワイヤー仕様の「X」というそれぞれの特徴をあらわすアルファベットの頭文字を取って『TRINITY SX』。
このトリニティSX開発のきっかけは、これまで数年間スタッフ自らがプライベートで楽しんできた、オフショアやロックショアからの青物狙いのトップゲームにおいて、もっとしっかりと魚を掛けることができ、尚且つバラシがない理想のトリプルフックを作りたいというところからでした。
まずは各メンバーが曲げたファーストサンプルを持ち寄り、実際に現場に持ち込んで実釣することからスタート。ここの段階で、この釣りで一般的によく使われているトレブルフックよりも、さらにポイントを内側に向けたタイプのものが魚のキャッチ率において抜きんでていたことから、基本形をこの形にし、フックポイントの角度やゲイプの形状をより細かく調整し煮詰めていきました。しかしながら、フックポイントの角度だけは本当に最後の最後まで試行錯誤を続けました。初期の掛かりはもうすこし出ている方が良いのでは?貫通性はすこし内側に入った方が良いのか?と、ミリ単位の角度調整を繰り返し、ようやく納得のいく形に仕上げることができました。
ぜひ一度使っていただきたいodzの自信作です!!
サイズ展開は1,1/0,2/0の3サイズ。表面のメッキ処理は、防錆性能が高い「DURA-TIN」フィニッシュを採用。
以下、詳しいスペックです。
【ZH-41 トリニティSX】
重量 線径 入り本数
1 号 2.2g 1.65㎜ 6本
1/0号 3.1g 1.83㎜ 6本
2/0号 4.9g 2.11㎜ 5本
1号を装着してテストしたルアーはBF30
1/0号
γ45、β40、BF45、コンタクト・ブリット145、デコマサ160F、ララペン150に装着してテスト。
2/0号
ダイビングハオリ190、BF60、γ60、ダラペン180