更新日時:2017.10.02
こんにちは(^^)
今回は、この秋発売予定のワインド用ダブルフック「WIND CLAW」(ワインドクロー)について紹介したいと思います。
よく刺さることはもちろん、タチウオの短い時合いでも手返しよく釣りができるフック。
そして以前に比べ、釣り場で見かけることの多くなった女性アングラーや子供達など、誰が使っても簡単に扱えるフックをコンセプトに開発。
その為、こだわったポイントは
1セッティングが簡単
2軽い力でフックアップが可能
3バレ難い形状
特にこの3つのポイントに重きを置きました。
各ポイントの詳細ですが
1「セッティングが簡単」
市販されているワインドヘッドにスプリットリングで装着でき、フックキーパーである小針をワームに刺すだけでセットが完了。このフックキーパーにより、しっかりと固定されながらも刺し込み部のワームへのダメージが軽減しました。
この小針にも工夫があり、まず「発光体」「ワインドヘッドの軸」に干渉しない位置、高さに設計。
次に角度をアクション時にはワームから外れることは無く、タチウオが掛かったときに外れる様に設計しています。この「ワームからフックが外れる」という事が大切で、自在にフックが動くことでタチウオの動きに追従しやすくなりバラシの軽減に繋がりました。
そして、キーパーを刺すだけのワンタッチセッティングで手返しが良くなりタチウオの短い時合いを逃すことなく釣りを楽しむことが出来ます。
2「軽い力でフックアップが可能」
従来のワインド用フックより「細軸」+「マイクロバーブ」の組み合わせにしたことで、フッキング時の抵抗を減らし抜群の貫通性能を実現。軽い力でもフックアップが可能になりました。
焼き行程にもこだわり強度を確保、細軸ながらも強く粘り強いフックに仕上がりました。(現代の主流であるPE0.8号前後のタックルを想定)
テスト釣行ではショアからドラゴンサイズF5サイズを抜き上げています。
3「バレ難い形状」
何度も現場へ足を運びテストを行いました。
ファーストプロトから始まり、アタっても弾いてしまって乗らない。フッキングが決まりやすくなったが、ファイト中や抜き上げ時にバレる等々…。それなら、ダブルフック間の角度は?線形は?ゲイプ幅は?数々の課題が生まれる度に意見をまとめ、それを元にプロトを作製し改善を繰り返していき、今の形状へ辿り着きました。
そのフックの特徴ですが、下図を見てもらうと伝わりやすいかと思います。
針先をストレート先(1)にし、フックのボトムから針先に対しての角度を鋭角(2)に設計。ダブルフック間の角度を狭め、ワイドゲイプにし針先を内へ入れたことでフッキングパワーを伝えやすくフックの奥深くへスムーズに刺すことが可能になりました。
針先部全体をストレートにせず角(3)を作ったことで、ワームから小針が外れテンションが掛かっている状態の時、タチウオをボトム部で保持しやすくなりホールド力が向上。ファイト中のバレを激減させることが出来ました。
フロントフックが無く、フックが2本しかないのでタチウオに刺さり難いんじゃないか?と思われると思いますが、ワイドゲイプにしたことでタチウオの口先から目に近いところまでフックが当たる面が増えたことで高確率でフックアップさせることが可能になっています。
針が少ないので、タチウオを外し易く手間にならない事も手返しの良さに繋がっています。
小さいサイズから大きいサイズ、低活性な時でもフックアップさせやすいフックになりました。
こうして完成したダブルフックが鈎爪(CLAW)のように見えることから、「WIND CLAW」と名付けました。
以上が、WIND CLAWについての説明です。
平日の勤務終了後にもスタッフ数名でフィールドへ何度も通い改良を重ねてきたフックです。
これまでに無いタイプのフックですが、素人玄人、老若男女問わず扱いやすいフックとなっていますので是非一度使ってみて下さい!このフックの良さを分かっていただけるかと思います。
ガツンッと来るアタリが病み付きになるタチウオワインド
是非このフックで楽しんでください♪
よろしくお願いします!